こんばんは ritouです。
Firefix の Passkey Autofill 対応
MacOSではFirefox 122.0からiCloud Keychainへの保存と利用が可能になったようです。
Firefox now supports creating and using passkeys stored in the iCloud Keychain on macOS.
ついでに Autofill もサポートしたとか。ブラボー!
Firefox 122 is out with iCloud Keychain access and support for passkey autofill. Bravo @firefox 🔥https://t.co/vs3AGOssFT
— Felix Magedanz (@flxmgdnz) 2024年1月23日
早速見てみました。
挙動を確認
この動作確認時の自分の環境のバージョンは
です。
まずは何もパスキーがない状態の挙動を見てみましょう。
Autofillが作動して、なんか出てきました。
iCloud Keychainに保存されていないのでこんなもんか、ここクリックしたらHybrid/SecurityKeyあたりの挙動になるんだろという感じです。
Chrome, SafariはQRコードが出てきますが、別の端末のパスキーを使えそうというのがわかったのでおkでしょう。
では1つ登録してみます。
デフォルトだとiCloud Keychainに保存するよとなります。
この状態からAutofillはどうなるでしょうか?
画像撮りなおしたのですが、未登録の時と一緒ですね。サジェストされてこない。
ここで "Passkeyを使用する" を押すとどうなるでしょうか。
iCloud Keychainには保存されているので、出てきます。
なるほどねと。Autofillとは何だったのか という感じになりつつ続けます。
次はもう一個パスキーを登録します。
この時にAutofillの挙動がどうなるかを確認しましょう。
わかってはいましたが、最初の画面は一緒です。"Passkeyを使用する" を押すとどうなるでしょうか。
ここで2つ出てくるわけですね。なるほど。
Autofill使わない、かつユーザー名を入れずに "Authenticate" を押した時と一緒なのでは?と思いました。やってみます。
画像省略です。一緒でした。
まとめ
ということで、現時点のmacOS向けFirefoxのAutofillの挙動 をまとめると
- Autofill で表示されるのは "Passkeyを使用する" / "パスワードを管理" っていうリンクっていうかボタンだけ
- 挙動は One Button パターンとか自分が呼んでいたものと一緒
という感じです。
Autofillによって、パスワードの候補と同様のUIとしてパスキーも扱えると思っているとちょっと残念な感じですね。マネフォの人に怒られるぞ
なんとかフォローしようと思うと、MIXI MのようにAutofillのみに対応しているサービスでもパスキーでログインボタンを探しちゃう皆さんにとって、フォームにフォーカス当てるだけでリンクが出てきてわかりやすい人もいるかもしれないぐらいでしょうか?
これが...
こう!
(幅が絶妙で下のログインボタンと一体化してしまったな!)
Windows向けはまた挙動が違うみたいですし、今後改善されることを期待しましょう。
Windows Firefox の UI ではパスキー選択できるようになってるけど、MacOS Firefox だと「Passkey を使用する」しか出てこないっぽいな。 pic.twitter.com/EVJmZTXGKO
— nerocrux (@nerocrux) 2024年1月25日
ではまた。