SocialWeb Conference vol.6で発表しました! #swj

発表で使ったスライドはこちらです。

自分の発表内容について

こんな感じで考えていました。

  • ターゲットをOAuth 2.0の中心のみに絞り、2つのProfileをまずは紹介。gdgdになることは予想済。
  • WGで議論中の多少マニアックな内容は含まない。ここはidconではないのだ。

結局こうなりました。

  • デモサイトのロースペックがgdgdな展開を演出
  • 時間なくなって尻すぼみ。でも後半はあんまりいい話用意できてなかった。

打ち合わせなしでやった割に。。。

思ったよりも、先に出しておいてほしいキーワードが出てきたのでびっくりでした。

  • Facebook Graph API
  • Twitter @Anywhere
  • ブラウザとアプリケーション立ち上げの関係

「○○さんが話されたように」が多発した件は、自分の中では"衝突"じゃなくて"良い意味の引用"なのですが、私のべしゃりが下手くそなのでうざく感じられていたらスミマセン。

反省点

  • そもそも、若干ターゲットつかみきれてなかったかも?

簡単に説明したかったけど、1.0,2.0×2個のフロー(Profile)紹介は多少きつかったかもですね。
もう少しユースケースOpenIDとの関係とか時間かけたほうが良かったのかも。
Socialなイベントなのでたくさんのフィードバックが欲しいですね。少しでも気になったことは言ってください!

  • "Dance"の意味を説明し忘れた

OAuthのフローで、ユーザーがClient(Consumer)とAuthorization Provider(SP)の間を行ったり来たりすることがOAuth Danceと呼ばれているようです。
今回は2つのフローを紹介したかったので、Dance Schoolなんてタイトルにしたわけですが、発表のときにすっかり飛びました。

補足!

デモ用URL

Facebook Graph APITwitter @Anywhereのエントリポイントを用いて、OAuth 2.0の2つのProfileを体験してもらえたらと思い用意しました。
OAuth 2.0仕様とはパラメータなど細かい内容は異なりますが、データの流れはこんな感じだということを理解してもらえたら幸せです。

URL長問題が起こるかも?な件について

この件については、OAuth 2.0の仕様にまだ含まれていないようですが、Client IDやredirect_uriなどのリクエストの内容をまとめておいてそれを参照できるrequest_urlパラメータのみをリダイレクト時に利用するというアイディアがあり、提案されています。
日本における実装で気になる点をoauth.jpでまとめて、誰かがMLにぶんなげるのもアリかもしれませんね。

OpenIDとOAuth

OpenIDとOAuthの立ち位置などの説明は今回はしょってしまいましたが、やはりニーズはあるんですよね。
OpenID Tech Nightで話された内容のOAuth 2.0版をするイメージですが、OAuth 2.0/OpenID v.Nextの仕様が決まって整理できたタイミングとかでできたら良いですね。

OAuth + Socialで話すなら

例えばこういう話題も良いですね。
「OAuthでソーシャルグラフ(友達一覧)を出そうと思っているが、"友達の友達"や"友達の友達の友達"はどう扱うべき?」
「JSでOAuth、普及のための施策とリスクについて(外部JSインクルード or JSジェネレータコピペで自サイトで完結?、iframeと外部Cookieあたりの実装の真実など)」
ちょーっとマニアックな話になりそうなので、続編としてはありかなーと思っています。

では、またお誘いがあるように勉強しておきます。
追記:私がpptで利用している英字フォントはCentury Gothicです