【宣伝】エンタープライズとOpenID Connectの関係を知りたい方は9月のイベントをチェックせよ

こんにちは, ritouです。

9月のイベント

下記のエントリにも書いていますが、9月にエンタープライズでIdentityなイベントがあります。
エンプラグレード OAuth 2.0 - OAuth.jp

9/4(水)のOpenID TechNight、参加枠が150人になってます。
Cloud Identity Summitの報告、去年も大人気だった気がします。
その内容もさることながら参加者の状況というか感覚が一年でどう変わっているのかどうかが気になりますね。アンケートとか用意されているのでしょうか。

9/18(水)に大阪, 20(金)に東京でID & IT Management Conference 2013ってのがあります。
ID&IT Management Conference 2013:開催概要
協力しているOpenID ファウンデーションの関係者も参加するようなので、エンプラ×OAuth, エンプラ×OpenID Connectに関する相談などがあればどんどんされるとよいと思います。

よし、宣伝した。

OpenID Connect×エンタープライズ

個人的には、OpenID Connectの仕様はコンシューマなユースケースよりもエンタープライズユースケースで実力を発揮できると考えます。

例えば下記のような機能について、コンシューマ分野、特に一般開発者向けにはそれほど必要とされてない感じでしょう。

  • 認可対象のユーザーの認証レベルの指定
  • 署名/暗号化された認可リクエス
  • セッション管理
  • SCIMなど他の仕様と連携

まぁ、ユーザーから見たらひとつのサービスだけどM&Aとかで加わったグループ企業のシステム間の連携に使うってのとか、センシティブなデータを扱う決済周りでは使いどころがあると思うんですがそのレベルになるとあまり外に情報出しにくかったりするんでいろいろ難しい。

それに対して、エンタープライズ分野では良い意味なのか逆なのかわかりませんが「なんとかに準拠するためにはあれがセキュアになってないといけない」「FireWallで外から中へのAPIが禁じられてる」とか、さまざまな要件や制約をクリアするのに使えるんじゃないかと思っております。

なので、まずはその制約や課題をどんどん出してもらって、それをこんな機能で解決できるんじゃないですかっていう対話が必要でしょう。いつやるかというと上記のようなイベントであり、一般化?したユースケース紹介などの適用ガイドをまとめるえるのが某WGの活動であると。

ぜひ、「〜に注目が集まっている」「導入を検討し始めている」から一歩抜け出していただきたいですね。

あっ、20日の東京会場、YAPC::Asia Tokyo 2013に参加するので行けないわ。