Y!J退職の報告

私ritouは、11/2最終出社日、11/5日付でYahoo!JAPANを退職いたしました。
twitterで軽く流したところ、社外の方からわりと反応があったので説明を含めて簡単にまとめます。

しゃべりが下手くそなので文章もgdgdですが、ごめんなさい。

今まで担当してきたこと

このブログを読んでいただいている方にはOpenID/OAuthのことばっかり考えている人間だと思われているのかもしれませんが、
実際の業務でOpenID/OAuthにかけられる時間はごくわずかであり、主にYahoo! JAPAN IDを用いたログイン周りの機能を担当していました。
大規模なサービスを支えるプラットフォームということで、何から何までレベルが違いました(って何と比べているかわかりませんが)。
「絶対に止めてはいけない機能」の開発/保守/運用に関わる重圧を知らず知らずに感じていたらしく、いざ終わってみると心の中にぽっかり穴が開いたような感覚さえ味わっています。

辞めた理由

いろんなことを想像されているかもしれませんが、一言で言うと「家庭の事情」です。

次の仕事

こちらもいろんなとこに行くのではないかって気にされているかもしれませんが、きっとその想像とは異なるでしょう。
出身地である秋田県内で開発を続けられる会社とご縁があり、そちらで働くことになっています。

思い出

最初に配属された時、高い技術を持った先輩たちが集まる部署で、ついていけるのかただただ不安だったことを覚えています。
たくさんの人に迷惑をかけ、支えられ、ようやく最後の方は安心してIdentity関連の相談をしていただけるような状態まで持って行けたかなと思っています。
後半はOpenID/OAuthを通して社外の方ともお話をさせていただく機会が多く、とても刺激的な日々を送ることができました。

Identityへの思い

おもにOpenID/OAuthなど、Identity分野やソーシャルWeb関連など、様々な方と知り合うことができました。
勉強会などコミュニティの活動を通してわずかながらアウトプットを残せることができたことも、皆様とのご縁があったからこそだと思っています。

次の仕事はいったんIdentity関連から外れます。しかし、Identityに関する仕事が嫌になったわけではありません。
このブログでやってきたレベルの仕様調査/紹介、実装紹介/検証などは続けていく予定ですので、よろしくお願いします。
OpenID ABのContributorについても、できるだけ続けられるように調整中です。

というか、いつか戻ってくるかもしれませんが。。。

あのエントリについて

http://d.hatena.ne.jp/nokuno/20101026/1288105003
この原文を書いた人間のことはよく知っています。
とても優秀なエンジニアであり、一緒に仕事をしたこともあります。
彼が「情熱的なエンジニア」であったことは間違いありません。

人数が多いので、それなりにいろんな理由で辞めていく人も多いY!Jですが、まだまだたくさんの優秀な人材がいてたくさんのサービスを支えていることを忘れてはいけません。
私が抜けた穴も、優秀な「情熱的なエンジニア」が埋めてくれると信じています。

なにかとても言いたいことが言えていない気もしますが、こんなとこでやめときます。
おつかれした。

次回のエントリは、FlickrGoogleアカウントについてまとめる予定です。